食の安全を考える
1998年イギリスのロウェット研究所のアーパド・パズタイ教授が、遺伝子組み換えジャガイモを食べたラットの脳、肝臓に影響が現れ免疫機能が低下したことを発表しました。発表から2日後にパズタイ教授は免職処分となり、ロウェット研究所は研究結果が不適切だったと発表しました。
その後13カ国の科学者で構成されたグループにより研究内容が再検討され、実験結果が正当なものであると署名し、パズタイ教授の名誉は回復されました。
パズタイ博士は2000年に日本で行われた講演で「遺伝子組み換え作物を作る企業ではなく、独立した機関により、これが評価され、その結果がインターネットにより公に発表され、それを多くの人が見て、それぞれの人がこれに対する見識をもち、評価を行い、これにより人々に遺伝子組み換え作物が受け入れられるという過程が必要である。」と言っています。
しかし、その後、食の安全に対して不安を抱くような研究結果が多く発表されています。
2011年にカナダのシェルブルック大学病院の医師グループが、遺伝子組み換え経緯の有毒成分が妊娠していない女性の69%、妊娠している女性の93%、その胎児の80%から検出されたことを発表しました。これはGMトウモロコシを飼料とした家畜の肉や牛乳、卵などを食べた結果と考えられています。
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